nonoliLOG

個人的な備忘録です。間違いがあるかもしれないのでまにうけないでね!

だらだらと数年かけてTOEIC(IP)で890点を取ったのでだらだらっぷりを振り返る

なんでこの記事を書いたか

英語学習について短期間で効率よく結果を出した系キラキラ記事を読んでモチベーションを上げてはそれを維持できず、あーもう自分は駄目だな〜を繰り返していたが、年単位でそれを繰り返すとそこそこ駄目ではないっぽい結果になったのでどれだけだらだらやってたのかを書き残すことで自分に似たような人にとって励みになるかもしれないと思ったため。
あとサボりすぎてる月とかあって単純に面白かった。

※一部のリンクにはアフィリエイトが含まれます。
※「英語学習の方法」ではなく「どれだけだらだらしていたのかの記録」です。
※実際は2016年からなのに「数年」とぼかしているのはやってない期間のやってなさがひどすぎて「7年」と書くと「7年もみっちりやらないとだめなんだ…」と思われそうだからです。

TOEIC対策はあまりしていない

ので、単位取得や昇進等で期限付きでTOEICの点数が必要な人にはあまり参考にならないと思う。基本的に問題演習は試験がある月しかやっていない。しなかったというよりTOEICの架空の議事録や広告やメールを聴いたり読んだりするのが自分にとっては虚無過ぎて苦痛で「できなかった」が正しい。

だらだらと続けるためのメンタリティ

  • 学習を開始してすぐ何か表現できるようになる・問題が解けるようになるのはかなり難しいので時間を積むことを結果として満足感を得るように心がける。
  • だらだらやっても達成感を得られるようにmikanやELSA SPEAKのように短時間やるだけでやったね!とほめてくれたりここがダメだよ!と激しめに指摘してくれるアプリに脳を刺激してもらってやったぜ感を得る。簡単なことをいっぱいやって自分えらいえらーい!!をいっぱいする。
  • 月始めに開始して三日坊主になっても次の月から再開したらそれは4週間休んでただけやろの気持ちをとにかく大事にする。

英語への苦手意識やコンプレックスへの向き合い方

英語学習、特にTOEICについて「ネイティブなら小学生でもTOEIC満点取れるので意味がない」的な言及がされることが多く「じゃあ勉強しても無駄なんじゃん…」とやる気を削がれがちだったが、ある時ふと「じゃあ英語力以外で必要な能力は小学生レベル……ってコト!?」と思いついて解答集の日本語訳のみで問題を解いたらほぼ満点だったので逆に「これはいけるのかも…!」と思うことができた。
このいけるやん!という感じを得られたのはTOEICに関係なく英語の学習を続けられた大きなキーポイントになった。
ありがとうジョースター卿…

勉強方法

基本的に英語上達完全マップに準じてやったので特別なことはあまりしていない。英語上達完全マップを10ヶ月やってみたにも大いに刺激され、参考にもしたが当然自分には10ヶ月で終わらせることはできなかった…
だらだら続けた分音読パッケージはかなり厳密にやり、どのリスニング教材も80回以上はきっちり音読した。だらだらやってるので80回以上音読するのに1年以上かかった教材もある。

レベル別多読についてはやっていない。やりたかったがやる精神的な余裕と金銭的な余裕がなかった(面白そうなので本当はやりたい)。一時期好きなアメコミの好きなシリーズで日本語訳が出ていないものを読みまくってたのでそれが多読の代わりにはなったかもしれない。基本ハンマーで敵をボコボコにする内容なのでビジネスにもアカデミックにも全然役に立ってないけど…(神っぽい奴がもったいぶった話し方をすると日本語の作品で「汝」と呼びかけるみたいに古英語が出てくるのは面白かった)

どれだけだらだらしていたかの具体的な数字(学習にかけた時間)

- 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023(1月のみ)
年合計 75h 287h 80h 421h 142h 301h 333h -
月平均 6h 24h 6h 35h 11h 25h 27h 22h
  • 高調ぽいときと不調ぽいときの波の差が大きすぎる…
  • 勉強時間が0とか2みたいな月があるのふざけてるの?
  • 突然伸びてる月がところどころあるのは多分バズってる英語学習の記事とか読んでうおお〜〜!!!やるぜ〜!!!!ってなった月、でもほとんどが次の月半分以下になってるのがかわいいね

英語学習を始める前

英語についてはかなり昔に「3ヶ月で600点取れる!」みたいな本で勉強して旧形式で600点取ったことがあるっきりだった。
元々マーク形式の試験が異様に得意なのと「600点が取れる勉強」しかしていないので問題文先読み→正解に関係がありそうなキーワードが聴こえたらマーク、みたいな方法でたまたま600点という結果だったので内容を理解しているとは全く思えなかった。公式が公開しているレベル別評価の一覧表を見ても600点取った時の自分には無理では?という内容ばかりだ。英語学習を始める前の英会話教室でのレベル判定がA2(TOEIC 350-500程度)だったのでそちらが実際に近い数字のように思う。

やっぱ英語をちゃんと使えるようになりたいなあ…と思い始めた時、「TOEICの勉強」を続ければそこそこの点数は取れそうだと思ったが、600点取っても「600点取った人ができること」が全然できてないのにそれに向かって勉強する意味あるのか?と疑問に思った。 とりあえず「聴く」が絶望的だったので一旦試験とは関係なく英語を聴けるようになりたいと思い、シャドーイングを始めることにした。

シャドーイングを始めるのはこれが初めてではなく、なんかシャドーイングいいらしいぞ!という情報は一定期間ごとに話題になるので何度か挑戦したことがあるのだが、効果が出ているのかまったくわからず始めてみては短期間でやめてしまっていた。そこで今回は100時間の法則を思い出し、効率とか考えずにとにかく100時間シャドーイングをしてみることにした。 教材はDUO3.0の単語帳復習用CDを購入し、単語帳の文章を見ながら音声が流れた直後に復唱するのを100時間積み上げることを目標とした。

2016年(年合計75時間/月平均6時間)

いきなり全然勉強してなくて笑った。1〜3月は生まれて初めて英会話教室に通いとても楽しかったのだが、うーんよく考えたら英語で話したいことなかったわ&できなさすぎて今の自分が英会話する意味あんまないな…という結論に終わった。4月が0時間なのは職場が変わったので余裕がなかったっぽい。

前述のDUOのシャドーイングを始めたのが3月で、10時間勉強しているうちの3時間しかDUOに割いてないので始めた月でも3周しかできていない。2016年中は音声を聴いても目の前の英文と全く結びつかないため自分がやっていることが本当に身につくものなのか信用できず、長時間やるのはもちろん短時間こまめにやるのも難しかった。「100時間シャドーイングする」という目標の中で50時間ほどしか進められなかった。

主にやっていたこと

  • DUO3.0をテキストを見ながらシャドーイング
  • オンラインじゃない英会話(すぐやめる)

2017年(年合計287時間/月平均24時間)

前半

3月末まで英語と関係ない履修証明プログラムに通っていたので低調。
DUOを使ったシャドーイングの進捗が60〜70時間程度になった4月ごろ突然「聴き取れる部分」「もやもやとしか聴こえない部分」がはっきり分かれて聴こえるようになる。本当に突然で面白かったのでシャドーイングを続けながらもやもや部分に線を引いてみたところ次のような傾向があった。

実際に線を引いた箇所

  • 見出し文の主題になるような難しい単語ではなく、中学生レベルのbe動詞や前置詞が聴き取れてない
  • 知らない単語が聴き取れないのではなく、文章を読む場合は迷いなく意味がわかるレベルの超基本的な単語が弱く発音された時に悪魔合体して意味不明なもやもやになってるっぽい
  • 例: "Have you been〜?"のhave は聴き取れるが"〜 would have 〜"のような仮定法を構成するためのwouldやhaveはほぼ全滅

上記を踏まえ、もやもや部分をきちんと聴くことを特に注意しながらシャドーイングを進めた。
5月ごろDUOのシャドーイング100時間が完了し、聴こえてる音半々記憶半々くらいでほぼ全ての文をテキストを見ずにシャドーイングできるようになった。練習した音声以外を聴き取るのはまだまだ難しいが、それまで「謎の音+時々知ってる単語」にしか聴こえなかった英語の音声が文章で聴こえるようになったことに驚いた。

英語上達完全マップを知る

6月ごろ100時間シャドーイングが終わり、リスニングはそこそこマシになった気がするけど次は一体何をすればいいんだ…?と英語学習についての体験談や記事を調べまくっていた時に英語上達完全マップに出会う。
英語学習に対して目標とする方向とやるべきことの内容が自分に合っている(目的が試験結果ではない)ように感じたので次はこちらに取り組むことに決める。

後半

シャドーイング100時間でやったぜ感を得たのと英語上達完全マップという指標を得たため2016年に比べるとかなり時間を積むことができている。 11月にはめちゃくちゃ好きな映画に出会いヒャッハーと毎日テンション高く生きていたのを今でもよく覚えているが、週に2〜3回映画を観に行っていたのに2017年で一番数字が積めているのに笑ってしまう。仕事終わってから1日2回観たりしてたのにね…
が、その映画がきっかけで推しがものすごく辛いめに遭う派生作品にドはまりしてしまい、12月で一気に勢いが無くなってしまう。

主にやっていたこと

  • DUO3.0をテキストを見ながらシャドーイング
  • 瞬間英作文
  • 発音の本を読む
  • TOEIC教材で音読パッケージ(問題は解いていない)

2018年(年合計80時間/月平均6時間)

2017年末に負った推し関連の心の傷のせいで起きている間はずっと推しの幸せのことだけ考えてしまい学習時間が2016年レベルに逆戻りしてしまった。毎日生きてて大変だったけど今当時のツイートとか見るとマジ本当うける。

さらに4月末に推しが死んでしまうという追撃を受け薄い本を作り始めてしまう。直後にお金を積めばアメリカで推しの中の人と写真を撮ったりサインを貰えたりするという情報を知り課金してしまう。5〜6月はその準備と薄い本の作業で気が気ではなかった。結局アメリカまでペンタブを持って行ってしまった。愚か……シアトルの高級住宅に引きこもってペン入れ楽しかったです!!!あと推し(の中の人)はめっちゃいい匂いでした!!!余談だが宿泊した家(Airbnbを使った)の管理人の娘さんが日本のアニメ・漫画にどっぷりで前の年にわざわざ日本のコミケにも行ったらしく、お互い大人しく自国の文化にハマってればお金も苦労もかからないのにねえ…!みたいな話で盛り上がって楽しかった。

後半になってもほぼずっと推しに心を引かれていたので全然勉強できていない…12月はひどい風邪の後に喉喘息になってしまい寝てる時間以外ずっと咳をしていたので体調もメンタルも勉強できるような状態ではなかった。
体調以外にやる気が起きなさすぎる原因がTOEIC対策の教材に飽き飽きしていたことが大きかったので、推しの映画の円盤をゲットしたのと公式が脚本を配布していたのでそれを使ったりBBC Learning Englishで自分のレベルに合ってそうな動画を選んで音読パッケージの教材に使用したりしていた。

主にやっていたこと

  • TOEIC教材に嫌気が差したので好きな興味のある教材で音読パッケージ
  • 瞬間英作文
  • 発音の本を読む
  • 文法の本を読む
  • アメコミ多読

2019年(年合計421時間/月平均35時間)

1月は体調が復活せずあまり時間を積めなかったが、2月からこりゃいかんと思い始めたのかそこそこ真面目に取り組み始める。
4月末に推しの死が確定してしまったがそれを乗り越えてやっている。3日間何も食べられなかったにしては偉い。前年に死なれた時は水も飲めなかったのでそれよりはましだった。
8・9月は帰省していろいろゆるゆるになってしまった&推しの水着が実装された&猫の調子があまり良くなかった(完全解決済み)ので忙しいわけではなかったがあまり取り組めなかった。
それらが落ち着いた10月ごろから復活しはじめ、そろそろ腕試ししてみるか〜と11月末にTOEICの受験を決める。

が、申し込んだTOEIC受験日の前日に推しが来日することが決定し、マジか…マジか……と心乱されながらも準備を続ける。なぜこの日に…!と思いつつもきっちりと推しに会いにゆき、翌日にTOEICを受けたがあまり手応えは良くなかった。結果は715点で、それまで600点が最高だったのでそこまで悪いわけではないのだがリスニングほぼ聴き取れるようになったし700点後半は欲しかったなあ…と少し落ち込んだ。
12月はそのがっかりが尾を引いていたのと1週間でFGOのLB2〜4をクリアする等の蛮行を行っていたにしてはそこそこ学習時間を確保できているように見える。

苦手なパートをどう克服するか

TOEICの結果が期待はずれだったのは主にパート2(リスニング応答問題)・パート6(長文穴埋め問題)が足を引っ張っているようだった。パート2に関しては最後まで苦手なパートでどう対応すればよいのかわからず仕舞いだったが(英語というより運転免許のペーパーテストみがある問題が多すぎ)、パート6に関しては接続詞の問題を絶対落とさないようにするだけでだいぶましになるはずと思い接続詞だけを集めた単語セットをQuizletで作成し毎日1周することを目標にした。

主にやっていたこと

  • 興味のある教材で音読パッケージ
  • 試験のある月のみ公式問題集で模試演習
  • 瞬間英作文
  • 発音の本を読む
  • 文法の本を読む
  • DUOで英単語学習
  • アメコミ多読

2020年(年合計142時間/月平均11時間)

2〜3月に家族関連でいろいろあり、英語学習どころではなかった。その低調が続いてしまったような1年だったができなかったもんはできなかったのだから仕方ないと割り切るしかない。コロナ渦でほぼリモートワークになってしまったこともあり、それまでは移動時間にやっていたちょっとした細切れの学習をできなくなった。自由に使える時間自体は増えたはずなのに不思議だ。

6〜9月は仕事の負荷がかなり高くなったのに加えリモートワークのため通勤で強制的にやらされていた運動もやらなくなり、引きこもって12時間くらい毎日働いた結果10月にひどい腰痛に見舞われてしまう。今まで腰痛自体経験したことがなかったのに…忙しい当時はあまり身体的にも精神的にもキツいと感じていなかったのが逆に怖い。
腰痛というか胴体のどこかが常に痛い状況が続き整形外科や内科でも検査したが原因不明で毎日痛い場所が変わる(腰痛ではなく激しい腹痛の場合もあった)のでやんなきゃ、やりたいという気持ちはあったのに症状が落ち着くまでまったく手につかなかった。

主にやっていたこと

  • 興味のある教材で音読パッケージ
  • 瞬間英作文
  • アプリで発音学習
  • 文法の本を読む
  • DUOで英単語学習
  • アメコミ多読

2021年(年合計301時間/月平均25時間)

前述の体調が回復せずAmong Usなどをやってやさぐれて過ごした。あとなんかそんなにエヴァに思い入れ無いはずのにシンエヴァを観てめちゃくちゃ泣いて自分でもひいた。
体調がやっと戻った4〜6月は昨年ほどではないものの仕事の拘束時間が増えたので毎日3分くらいELSA SPEAKする感じでしのぐ。
6・7月は推しのドラマが始まりドラマがある日は夜中の3時くらいまでDiscordやってたのでそりゃまあダメですわな。8月は推しのドラマで負った傷をFGOのLB6に癒やされてるのにいっぱいいっぱいで無理だった。オベロンくんのおかげで生き返ることができた。あと猫と追いかけっこして足の小指を骨折してしまって地味にデバフだった。

気が早すぎると思うが、TOEICで満足する点数取れたらスピーキングとかライティングの勉強も始めたいなあ…と思ってたので前から気になっていたIELTSについて調べ始めた。TOEICより難易度高いと言われる試験を教材にしても問題ないだろうと思い公式問題集を入手して音読パッケージの教材にした。

TOEIC IPで爆死

9月ごろ会社の補助つきでTOEIC IPを受けられることを知り申し込む。TOEICは800点取れたら卒業してオンライン英会話とかライティングみたいな楽しいアウトプットの学習に移行したい〜!と思っていたのでそこそこ力を入れて試験対策をした。10月の学習時間が95時間で自分の基準だとかなり本気で取り組んでいたことがわかる。IPテストは通常のTOEICと異なり試験時間が1時間だったりリスニングの先読みができない等の違いがあるので公式問題集は使わずにabceedに課金して1時間模試をひたすら解く&自分の苦手なパート2とパート6をひたすら解いていた。
abceedの試験予測結果が860点くらいだったので、100点程度誤差があると考えても700点台後半は硬いでしょ…と受けてみたが745点で、低くはない…んだけど期待した点数に対してはかなり微妙な結果に…敗因は元々特に苦手なパート2で出題された問題との相性が悪く、早々に心が折れてしまったっぽい。
ここで完全にTOEIC頑張ろう!ではなくもうTOEICやめゆ!!!になってしまった。

主にやっていたこと

  • 興味のある教材で音読パッケージ
  • IELTS公式問題集で音読パッケージ
  • 試験のある月のみabceedで模試演習
  • 瞬間英作文
  • アプリで発音学習
  • 文法の本を読む
  • DUOで英単語学習
  • 言語交換SNS(どうしても勉強したくない時用)

2022年(年合計333時間/月平均27時間)

TOEICもうやめゆ!!!になっていたので1月はオンライン英会話の体験レッスンを受けまくっていた。そうでなくては困るが2016年にオンラインじゃない英会話レッスンを3ヶ月ほどやってみた時とはまったく違う手応えがあって楽しかった。
IELTSの勉強本格的にやるか〜と思い、どう始めるべきか迷っていたがMOOCのIELTS講座受けたら講義は全部英語だから一石二鳥なんじゃ?と思いいろいろ探していたところeDXで手頃なコースを見つけたので受講した。また、IELTSを主催しているIDPのオンラインセミナーなどにも積極的に参加した。

3月は何で関係ないお前がダメージ受けとんじゃいという感じだが2月末のロシアによるウクライナ侵攻の影響で暇つぶしに聴いていた英語のニュースが戦争一色になり、そっちに気分を引っ張られてあまり積極的に学習することができなかった。英語学習と関係ないがキーウ発の英語校正サービスのGrammarlyに課金したりモルドバポーランドに寄付したりした。
4月からは復活し始め、eDXの講義を復習したりIELTS中心の学習を進めていたが、8月に鼻と歯茎の間が腫れて眠れないくらい痛くなってしまいあまり学習時間を積むことができなかった。今回だけに限らないが本当に何もできないほど悪い時は1週間も無さそうなのに月単位で体調に左右されすぎだろ……しかしそれが自分なので諦める。

9月から再開するが、職場の環境が変わり賽の河原のような作業が増えたので転職したいなあ…しかし転職するならTOEICやめたつもりだったけどもうちょっといい点数欲しい(IELTSで即高得点取るのは難しいので)なあ…と思いつつIELTSの教材で学習を進める。
11月、会社からまたTOEIC IP受けさせてあげるよ〜の連絡を受ける。IELTSの学習を中断したくなかったのでかなり迷うが、今までと同じく直前だけ勉強すればいいってことでもう1回やってみるか!と受験を決める。

主にやっていたこと

  • IELTS公式問題集で音読パッケージ
  • IELTS公式問題集を音読筆写(音読中心にしすぎて大学受験時どころか中学生の時よりスペルが妖しくなってしまったため)
  • eDXでIELTSの講義を受講
  • 興味のある分野のPodcastを聴く(シャドーイング等はしない)
  • 瞬間英作文
  • アプリで発音学習
  • ネイティブの子供向けライティングの本を読む
  • DUOとmikanで英単語学習
  • 言語交換SNS(どうしても勉強したくない時用)

2023年(1月のみ合計22時間)

冬休み年末年始でめっっっちゃTOEICの勉強してさっさと受験して切り上げるぞー!と思っていたのに年末の12月30日にそれから4日くらい寝込むレベルの食あたりに遭ってしまい(睡眠時間少なめなのに揚げ物をたくさん食べるのはやめよう)いきなり出鼻をくじかれる。1週間くらい呼吸するだけで内蔵が痛かったし直後に受けた人間ドックの結果も最悪だった。
仕事内容は相変わらず賽の河原だしその後風邪までひいてTOEICの対策する余裕はないしで学習始めてから最高潮くらいにやさぐれていた。しかし再びabceedに課金してしまったため勿体ないので対策をだらだらやる。本当は1時間模試を20回くらいやっときたかったのに5〜6回程度しかできなかった。

なんかわからんが890点取れてしまう

1月31日が受験期間の最終日だったので早起きして3回くらい模試やってから始業前に終わらせるぞ〜!と思って前日寝たけどまあいきなり早起きとかできるわけないのをわからされる。終業後に模試を一度だけやってせめてドラマ大奥が始まる前には介錯されて楽な気持ちになりたいよお…とエイヤッと受ける。昨年の失敗を鑑みて

  • パート2でまた相性が悪くて失敗したり、パート3&4で先読みがうまくいかなくてもその他で全問正解する!(という気持ち)
  • パート3&4、パート6&7はどんなに難問でも自分なら絶対1/3は取れる!(という気持ち)

のような気合で臨んだ。
手応えはそこそこあったものの昨年の爆死が尾を引いていたので自分の感じる手応えに自信がなく、なにとぞ〜なにとぞ〜800点以上を〜!と祈るような気持ちで結果を見るボタンを押すと(IPテストは受験直後に結果を見ることができる)今までabceedの模試でも見たことのない890点という結果が表示され拍子抜けしてしまった。最後は気合なんかよ…
試験直後はテーブルタグだけで組んだ90年代のwebサイトみたいな結果表が表示されるだけなので「もしか夢では…?」と思ってたんだけど次の日メールで証明書のpdfが来たので良かった。

主にやっていたこと

  • 瞬間英作文
  • アプリで発音の勉強
  • abceedでTOEIC対策(10時間くらい)
  • DUOとmikanで英単語学習

相性の良かった教材・ツール

使用したのは英語学習関連で頻繁に紹介される一般的な教材なので全部は挙げないが、特に自分と相性のよかったものをリストアップした。

記録用

  • Studyplus
    • 学習時間の記録に使用。教材別だけではなくカテゴリ別に表示できるのも役に立った。これがなかったらそもそも時間を積んで学習という目標設定ができてなかったと思う。
  • ツイエバ
    • TwitterのつぶやきやRT、いいねをEvernoteにログを残してくれるサービス。現在(2023年2月)TwitterAPIのゴタゴタで今後どうなるか不安ではあるがログ記録としてものすごく見やすいのでなんとか残ってほしい…日記用アカウントで英語学習についてだけではなく推しだの体調だの日常のどうでもいいことを呟いていたので今回の振り返りでStudyplusのデータと照らし合わせると当時の自分の様子が立体的に思い出せて面白かった。

だらだら続ける用

以下のアプリはそれ自体がとても優秀だが、1回の学習に3〜5分程度しかかからないので主な目的としてなんとか1日の勉強時間を0分にしないために使っていた。3分だけやって勉強したことにするの欺瞞だろ…と思いながらやっていたが1年間続けると18時間になり、18時間まとめて英単語や発音の勉強やれ!って言われるとキツいものがあるため結構いい使い方だったのかもしれない。

  • mikan
    • 英単語学習アプリ。試験問題のパートもあるがほとんど使用していない。毎回激しく褒めてくれるのでテンションを無理やり上げるのにも役立つ。無料パートでしか使用していないがIELTS向けの単語学習のために課金予定。
  • ELSA SPEAK
    • 発音学習アプリ。独学で発音を学ぶ際、自分の発した音が正しいのか間違っているのか判定できず続けるモチベーションを保つのが難しいのでそれを解決するために使用した。使い始めてすぐにこれはいいものだ!となったので即生涯プラン(5万円くらいの生涯プランが初登録から12時間以内だと1万円くらいで購入できる)を課金。このリンクからだと有料プランを1ヶ月無料で体験できるっぽい。生涯プラン購入済なのでここから登録しても私にキックバックは入らないがソシャゲみたいに友達に追加みたいな状態にはなる?のでそれが嫌でなければぜひどうぞ。

無料で英語力を測れるオンラインテスト

だらだら続けていると本当に身についてるのかよ〜〜〜という停滞と不安が襲ってくるため時々簡易なテストで力試ししていた。本来はTOEICが敷居の低い力試し的な位置付けだと思うのだが、力試しで毎回8000円持ってかれるのやってられないので下記のような無料のテストを受けてはできた!と喜んだりダメじゃん…と落ち込んだりしていた。簡易ではあるがスピーキングとライティングの内容も軽く入るのでどれも結構手応えがある。あとオンラインなので試験会場への移動時間等もなく何度でも受けることができる。

  • Duolingo English Test
    • おすすめ。語学学習アプリDuolingoを運営する会社が提供するEnglish Testの練習版を受けられる。本番テストもオンラインで受験可能&1回49ドルでTOEICより安い上に一部の大学・大学院ではIELTSやTOEFLの代わりに英語力の証明として提出できるところもあるので本命のテストにしてもいいかもしれない。
  • EF SET Englishテスト | EF SET
    • 語学留学大手のEFが提供しているテスト。
  • EnglishScore | Mobile English Test & Certificate
    • IELTS等を主催するBritish Councilが提供するテスト。Core Skills Test・Speaking Test・Writing Testの3種類のテストを受けられる。テストの結果が良ければ有料でcertificateが貰える(※テスト自体は無料)がCore SkillsはともかくSpeakingは相当ダメだったのにC1の結果だったことがあるので精度ちょっとあれかも…(できたばかりの1年前にやった話なので今は改善してるかも)

自分の興味のある教材で勉強する

とにかくTOEIC教材の虚無っぷりが耐えられなかったので実在するニュースや好きな映画を教材にしていた。
英語圏の俳優が推しの人はENGLISH JOURNAL多聴多読マガジンスクリプト付きのインタビュー記事が掲載されていないか探すのもいいかもしれない。音読パッケージで80回以上音読しても推しの言葉なので苦にならない。推しじゃないけどたまたま買った多聴多読マガジン進撃の巨人のエルヴィンへの熱い思いが綴られた英文記事(※進撃の巨人の作品自体ではなくエルヴィン個人についての記事)が掲載されていて「私は一体何を読まされているんだ…?」となって面白かった。

IELTSのセミナーで、5分程度の英文を読むor聴く→感想を英語で5行書く→自分が書いた文章でひとりごとやディスカッションごっこして終わり、という方法を教えてもらって毎日ではないが実行していた。ただ読むだけ、ただ聴くだけよりも楽しかった。難易度の高いものを無理にやって負荷をかけすぎないように、始めて5分以内で読み終わらないor聴き終わらない時はその時点でやめてもっと簡単な別の教材に移るようにしていた。

  • News in Levels
    • 無料。ひとつのトピックに対して3つのレベル別にそれぞれ音声とスクリプトが用意されてるのがありがたい。自分に合ったレベルで学習できる。
  • New Scientist
    • 一部有料。世界的に購読されるイギリス発科学情報誌のweb版。易しくはないがひとつの記事が比較的コンパクトなので短時間で読むのによい。
  • THE CONVERSATION
    • 無料。専門家によるニュース記事やレポートを公開しているサイト。記事を書いているのはジャーナリストではなく、アカデミックなバックグラウンドを持つ研究者なので時事ニュースでも毛色が違って面白い。
  • About Myself あなたのことを英語で話そう
    • 掲載されている例文を自分の情報に置き換えて書き込むと自分の自己紹介の英文を60個ほど作ることができる。外観も誌面もかわいいので私は気に入ってるが、めちゃくちゃいい本なのにガーリー過ぎる見た目でおそらく女性しか手に取らなさそうなのがちょっと勿体ない。音読パッケージや瞬間英作文をやり込むと簡単な英文はすぐ出てくるようになるが、他人が作った文章なので自分のバックグラウンドを説明する語彙が足りず、オンライン英会話で口ごもってしまうことがよくあったがその点を補足するのに非常に役に立った。

聴き流し

2020年以降はリモートになったこともあり下記のようなチャンネルを作業用BGMとして流しっぱなしにすることが多かった。学習時間には換算していないので無理して聴くことはせず、気分が上がらない日は普通に日本語音声の適当なゲーム実況などを聴いていた。ムカつく作業中にフロムゲーで死にまくってる人を見ると勇気とやる気が湧いてきますね。

BBC NEWS World Serviceは一番おすすめで、アプリをダウンロードしてDUO100時間が終わる前の英語の音声を聴いても何がなんだかわからない状態の時から風呂に入る間はずっと流すようにしていた。BBCの英国内向けではなくグローバル向けの放送なためリスニングのスキルを高めるというより世界中の様々な英語を聴けるのがよかった。各国の大統領のような要人から一般人までいろいろな人のインタビューを聴くと、イタリアの人はイタリア訛りの、アフリカの人はアフリカ訛りの英語で堂々と受け答えしているしアナウンサーやインタビュアーも当然わざわざその人の喋りをいじったりはしない。

これらを聴くことで、正確な発音でネイティブのように流暢に喋れるのはかっこいいしそれができるに越したことはないが、自分に必要なのは相手の話す英語をきちんと聴き取り理解し日本語訛りの英語でよいので落ち着いて返すことなのでは?と思うようになった(相手に理解してもらえる程度の発音の練習は必要だとは思う)。喋りについてはそもそも母国語でもプロの声優やアナウンサーのように喋れるわけではないのに、外国語教材のネイティブ音声のように喋れないと恥ずかしいという認識がそもそも無理ゲーみにあふれてるのでわざわざそこ目指さなくてもいいんじゃんという考えに変わった。

有名だけど自分には合わなかった教材

  • スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策 パーソナルコーチプラン
    • コーチングの体験をしてみたが「基本からスタートする」というルートしか無いようで、TOEIC直前対策を効率的にやれるかな?と期待した自分には合わなかった。ここから学習開始の人には親切で丁寧なサービスだと思う。あとこれは2019年秋頃の話なので今はもっと柔軟な形に変わってるかも。
  • TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(冊子版)
    • abceedのアプリでやると最高だが冊子は「英単語」「日本語の意味」も赤字で書かれており、付属の赤いシートを使うと両方消えてしまうというかなりトンチキな誌面設計になっており控えめに言って無理やり学習しようとすると発狂案件だった。TOEIC対策なのに日本語→英語で学習させようとする作りも意味不明。繰り返しますがアプリで音声と一緒に学習する分には素晴らしいです。

現時点でできるようになったこと

  • MOOC(eDX, Future Learn, Courseraなど)やudemyなどの動画で学ぶ教材で、英語版しか提供されていなくても自分の専門分野なら苦もなく学べるようになった。これはめちゃめちゃ助かるし学びの範囲が広がって楽しい。試したことはないが全く馴染みのない分野だと語彙的にスムーズにはいかないかもしれない。
  • ニュースでアナウンサーが読み上げたり、落ち着いた1対1の状況でのインタビュー等の音声はほぼ意味が取れるようになった。大勢でわちゃわちゃ雑談するようなシチュエーションや映画やドラマのように感情のこもった強弱の激しいセリフを聴き取るのは難しい。
  • オンライン英会話で日常会話レベルの応答なら詰まることはほぼなくなった。でもIELTSのスピーキングテストのように2分間自分の考えをスピーチしてとかはまだ全然ですね…

振り返った感想

  • 目的やお気持ちがその時々によってぶれすぎだがなんとかなったのでもっとまともでぶれない人は絶対なんとかなるので安心してほしい。
    • 学習に関係ない要素(体調・推しの幸せ)で学習時間に影響を受けすぎている。短期間&長時間やってしゅっと結果を出せてる人はそこらへんのコントロールをどう管理してるんだろうか…体調は気合でなんとかならなくもないが推しの死はむり……
  • 学習を続ける上で、DUOシャドーイング100時間をやり遂げてやったぜ感と結果(英語の音声を文章として聴ける)を得られたことが一番大きかったように感じる。
    • しかし一番辛く手こずったのもこの100時間で、1日1時間やれば3ヶ月強で終わるのに達成までに1年以上かかっている。初心者があるスキルを一定レベルまで上げ、その後スムーズに伸ばせる軌道に載せるまでが一番難しいと実感する。
    • 初心者なのにいきなり中級者レベルから始めてしまったのも手こずった原因に思えるので、当時は知らなかったが英語上達完全マップの著者が出している初心者向け音読パッケージ等から始める方がいいのかも。
  • 早い段階でTOEICの教材で勉強するのを諦めてしまったのが逆に良かったのかもしれない。試験を受ける以上直前の対策は必要だが、試験の問題文ばかり読んでいたら完璧に嫌になってやめていたと思う。
  • 仕事をしながらだと自分は頑張っても平均して月30時間程度しか勉強時間を確保できないっぽい。今後別のことを新しく学ぶ機会があったらこれを考慮して計画を立てる&焦りすぎないようにする。

これから

890点取ったしせっかくなのであと10点分がんばる…とかは盛大に沼りそうなのでやるつもりはない。
とりあえずC1の入り口には立ててると思うので、今後も好みの教材でだらだらと楽しみつつIELTSで7.0〜7.5が取れるくらいまでは学習を続けようと思っている。
インプットもそこそこ続けつつ、ライティングやスピーキングなどアウトプットの部分を強化してゆきたい。

同人誌原稿塗り足しまとめ(3mm or 5mm)

印刷所によって塗り足しが3mmだったり5mmだったりするので自分がよく使うところのものをまとめておく。適宜追加してゆく。

塗り足し3mm

プリントオン(出力見本不要)
スターブックス(出力見本不要)
PICO

塗り足し5mm

くりえい社

同人誌用文書テンプレート

2017/4/13追記|こちらの文書を使っても良いかというお問い合わせをいただくことがあるのですが、ジャンル・全年齢向け/成人向け問わずご自由に参考・丸ごと引用していただいて構いません。但し、使用した結果について当方は責任を負いかねます。トラブル等が起きた場合一切関与いたしませんので、自己責任でのご使用をお願いいたします。

同人誌の扉や奥付に入れる内容をいつもギリギリになって何入れるんだっけ?と探してしまうので記録しておく。

注意文

その1

この本は個人的に作られたファンブックです。 原作・アニメ・出版社・その他関係者様とは一切関係がありません。 内容に関してはフィクションであり、実在のものとは一切関係がありません。

同人をご存じない一般の方や関係者様のお目に触れないようご配慮をお願いします。 この本を手放す際はネットオークションは避け、 中古同人ショップや燃えるゴミとしての廃棄をお願いします。

その2

この本は個人的に作られたファンブックです。 公式の制作会社・出演者様・その他関係者様とは一切関係がありません。 内容に関してはフィクションであり、実在のものとは一切関係がありません。

デリケートなジャンルですので 同人をご存じない一般の方や関係者様のお目に触れないようご配慮をお願いします。 この本を手放す際はネットオークションは避け、 中古同人ショップや燃えるゴミとしての廃棄をお願いします。

奥付

  • 発行日:20YYMMDD
  • サークル名:●●●
  • 執筆者:●●●
  • 印刷会社:●●印刷様
  • サイトURL:●●●
  • メールアドレス:●●●@●●●.com
  • twitterID:●●●
  • pixivナンバー:●●●